みんなで楽しくカレーライス作り体験
子どもたちが大好きなメニューといえば、真っ先に名前が挙がるのが「カレーライス」ですよね。お家で一から一緒に作るのは少しハードルが高く感じられますが、園では子どもたちが安全に、そして達成感を味わえるような工夫をしてカレー作り体験を行いました。自分たちの手で食材に触れる経験は、子どもたちの五感と食への意欲を豊かに育みます。
指先をしっかり使って食材の下準備

カレー作りの第一歩は、食材に直接触れることからスタートです。この日は、玉ねぎの皮むきに挑戦しました。薄くてツルツルした皮を指先でつまんでピリッと剥がす動作は、手先の巧緻性(器用さ)を高めるための重要なキーワードです。「なんか匂いがする!」「ツルツルしてるね」と、五感をフルに使いながら下準備をお手伝いしてくれました。
お鍋でまぜまぜ!コックさん気分で調理体験

お野菜の準備ができたら、次はお鍋で具材を炒める(混ぜる)体験です。本物の大きなお鍋と木べらを前に、子どもたちはすっかり小さなコックさん気分。お鍋が動かないように片手でしっかり支え、もう片方の手で底からお野菜を混ぜる動作は、全身のバランス感覚や力加減を学ぶ子どもの成長の大切な機会です。お鍋の中で色が混ざり合っていく様子を、どの子も真剣な眼差しで見つめていました。
おいしくなあれ!みんなで協力して作る達成感

「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と魔法の言葉をかけながら、みんなで順番にお鍋を囲みました。お友だちがやっている姿を見て「次はぼくの番かな」「わたしもやりたい!」とワクワクしながら待つ時間も、集団生活における大切な社会性の育ちです。みんなで力を合わせて一つのものを作り上げたという達成感が、子どもたちの表情をキラキラと輝かせていました。
給食の時間が特別な思い出に
この日の給食はもちろん、みんなで作った(見立てた)特別なカレーライスの日でした。
お皿に盛られたカレーを見て、「これ、さっきまぜまぜしたやつだよね!」と大興奮の子どもたち。普段は苦手なお野菜が入っていても、自分が関わったお料理となれば話は別です。「おいしい!」とお皿をピカピカにする姿がたくさん見られました。自分で調理に関わることが、何よりの偏食克服の近道になるという環境の力は、保護者にとっての気づきとなるポイントです。
お家でカレーを作る際も、ルーをお鍋にポンと入れてもらったり、お皿にスプーンでご飯を盛り付けるのを手伝ってもらったりするだけで、子どもにとっては立派な調理体験になります。ぜひ、園でのコックさんのお話をきっかけに、お家でも楽しい食の時間を囲んでみてくださいね。