自分で食べたい気持ちを大切に
すせんじ園の給食では、子どもたちがスプーンを手にし、自分で口へ運ぶ姿が見られました。食べ物を見て手を伸ばし、道具を使おうとすることは、食への意欲と自立の始まりです。保育士は姿勢や一口の量を見ながら、必要な時にだけそっと支えます。

すくう・運ぶを繰り返す
皿へスプーンを近づけ、すくったものを落とさないよう見つめながら口まで運んでいます。手首の向きを調整し、口との距離を確かめる動きは、手と目の連携や力加減を育てます。うまくいかない時も、試し直す時間を確保することが自信につながります。

うれしさも食事の大切な経験
食事を前に笑顔を見せ、両手を動かす姿もありました。おいしそう、食べたいという気持ちを表情や動きで伝え、大人に受け止めてもらう経験は、安心して食卓に向かう土台になります。食べる量だけでなく、こうした反応も丁寧に見守ります。

家庭では待つ時間を少しだけ
家庭でも、持ちやすいスプーンと食べやすい量を用意し、子どもが自分で試す時間を短くても設けてみましょう。こぼした時は「もう一度すくってみよう」と落ち着いて声をかけ、できた動きを具体的に認めると、次の意欲につながります。