目の前の給食に気持ちを向ける
なかがわ園の給食では、おにぎりや麺、おかずを前に、うれしそうな表情を見せる姿がありました。食事の内容を目で確かめ、食べ始める準備をする時間は、毎日の生活に見通しを持ち、食への関心を高めることにつながります。保育士は一人ひとりの様子を見ながら、急がせずに始めるタイミングを待ちます。

手で持って味わう経験
おにぎりを両手で持ち、口へ運ぶ姿も見られました。食べ物の大きさややわらかさに合わせて持ち方を変える動きは、手と目の連携や力加減を育てます。自分で食べられる部分を任せることで、「できた」という実感と次の一口への意欲が生まれます。

道具を使って自分のペースで
フォークを握り、麺を口へ運ぼうとする姿からは、道具を使って食べる力の育ちが伝わります。保育士はこぼれそうな時もすぐに代わらず、必要に応じて器の位置を整え、自分で進められるよう支えます。

家庭でも選べる余白を
家庭では、「ご飯とおかず、どちらから食べる?」と小さな選択肢を示したり、子どもが持ちやすい大きさにしたりしてみましょう。食べた量だけでなく、自分で持ったことや道具を使おうとした姿を具体的に認めると、食べる意欲を支えられます。