目で見て味わうおやつの時間
しもおおり園では、飾りのついたおやつを楽しみました。目の前に運ばれた形や色をじっくり見たり、うれしそうな表情を見せたりする姿があります。食べる前に「どんな味かな」と期待する時間も、食への関心を育てる大切な経験です。保育士は子どもの表情や視線を受け止め、喜びを一緒に味わいます。

自分の分を確かめる
一人分に分けられたおやつを見つめる姿からは、自分の食事へ気持ちを向け、食べ始める準備をする様子が伝わります。器やスプーンの位置を確かめることは、生活の流れを理解し、自分で進める力につながります。保育士は手を出しすぎず、必要な時だけ道具を使いやすい位置へ整えます。

違いに気づくことも食育
形や盛り付けが異なるおやつに出会うと、子どもはいつもの食事との違いを目で確かめます。食材の名前が分からなくても、見る、香りを感じる、少し触れるといった関わりが食の経験を広げます。無理に勧めず、試してみようとする気持ちを待つことが大切です。

家庭では見つけたことを言葉に
家庭でも「丸いね」「やわらかそうだね」と、子どもが見ているものを短い言葉で共有してみましょう。食べた量だけで評価せず、見たこと、持ったこと、ひと口試したことを認めると、安心して食へ向かう気持ちを支えられます。